算数

傾向	大問数は10～15題と年によって変化しますが、小問数は21問程度で一定していて、50分で解答するという形式はここ数年変化はありません。基本・標準問題が各所に配置され、応用・発展問題は毎年2～3問程度の出題です。難易度には隔年現象が見られますが、平均すると合格基準点は6割前後です。テキストの各単元の標準レベルまでを解けるようにし、苦手分野をつくらないこと、特に『整数』『平面図形』については発展レベルまで解答できる力をつけておく必要があります。また、毎年コンパスを使用する作図問題が出題されており、昨年までは難問がほとんどでしたが、今年は易しくなり、受験生も戸惑った可能性があります。
対策	標準レベルの問題が多く出題され、応用・発展問題は数問の出題というのが特徴です。1問あたり約2分というスピード型入試なので、いかに典型問題を素早く、正確に解く力を養うかが重要です。また、作図問題も出題されますので、過去問演習を通じて慣れが必要です。【ポイント】 6年総合問題集Ⅰ、テキスト標準レベルの解答力は必須。なおかつ、短時間で解く力も必要。 6年総合問題集Ⅱ・テキスト発展レベルにも対応できるようにしておく。過去問は最低5年分演習する。特に作図問題は、くり返し解いておくこと。

傾向

大問数は10～15題と年によって変化しますが、小問数は21問程度で一定していて、50分で解答するという形式はここ数年変化はありません。基本・標準問題が各所に配置され、応用・発展問題は毎年2～3問程度の出題です。難易度には隔年現象が見られますが、平均すると合格基準点は6割前後です。テキストの各単元の標準レベルまでを解けるようにし、苦手分野をつくらないこと、特に『整数』『平面図形』については発展レベルまで解答できる力をつけておく必要があります。また、毎年コンパスを使用する作図問題が出題されており、昨年までは難問がほとんどでしたが、今年は易しくなり、受験生も戸惑った可能性があります。

対策

標準レベルの問題が多く出題され、応用・発展問題は数問の出題というのが特徴です。1問あたり約2分というスピード型入試なので、いかに典型問題を素早く、正確に解く力を養うかが重要です。また、作図問題も出題されますので、過去問演習を通じて慣れが必要です。

【ポイント】

6年総合問題集Ⅰ、テキスト標準レベルの解答力は必須。なおかつ、短時間で解く力も必要。
6年総合問題集Ⅱ・テキスト発展レベルにも対応できるようにしておく。
過去問は最低5年分演習する。特に作図問題は、くり返し解いておくこと。

国語

傾向	説明文、物語文、知識分野による3題構成が続いています。例年長大な文章の中から出題されるため、素早く読み終えることができなければ解答時間を確保することが厳しくなります。なお、2023年度の総文字数は約9500字、2024年度は約9600字の文章が課されました。設問形式の中心は選択式で、読解分野の大部分を占めています。記述式は例年2～3問ほど出題されており、2023年度は合計160字程度でしたが2024年度では2問を100字以内、計200字程度の内容を記述する必要がありました。知識分野では漢字の書き取りが6問出題され、年度によっては難語も多く含まれます。
対策	余裕のない制限時間の中で、選択問題を的確に処理しつつ、記述問題の得点を積み重ねるための対策が必要です。【ポイント】文章を読むスピードを上げる。解答時間を確保するために、目標時間を設定し時間を意識しながら素早く読む訓練を重ねる。記述の対策。レベルアップ講座や日曜特訓を通して設問のパターンや得点に必要な要素を把握し、的確に解答をつくる能力を身につけておく。選択式の対策。説明文であれば具体化、物語文であれば心情を中心に、選択肢中のエラーを発見する練習や、解答の根拠となる部分を本文中から確実かつ迅速に見つけだす練習を重ねる。

傾向

説明文、物語文、知識分野による3題構成が続いています。
例年長大な文章の中から出題されるため、素早く読み終えることができなければ解答時間を確保することが厳しくなります。なお、2023年度の総文字数は約9500字、2024年度は約9600字の文章が課されました。
設問形式の中心は選択式で、読解分野の大部分を占めています。記述式は例年2～3問ほど出題されており、2023年度は合計160字程度でしたが2024年度では2問を100字以内、計200字程度の内容を記述する必要がありました。
知識分野では漢字の書き取りが6問出題され、年度によっては難語も多く含まれます。

対策

余裕のない制限時間の中で、選択問題を的確に処理しつつ、記述問題の得点を積み重ねるための対策が必要です。

【ポイント】

文章を読むスピードを上げる。解答時間を確保するために、目標時間を設定し時間を意識しながら素早く読む訓練を重ねる。
記述の対策。レベルアップ講座や日曜特訓を通して設問のパターンや得点に必要な要素を把握し、的確に解答をつくる能力を身につけておく。
選択式の対策。説明文であれば具体化、物語文であれば心情を中心に、選択肢中のエラーを発見する練習や、解答の根拠となる部分を本文中から確実かつ迅速に見つけだす練習を重ねる。

理科

傾向	昨年から大問4題になりました。小問は昨年の53題から45題に減少し、じっくり考える問題が増えました。大問4題は物理・化学・生物・地学からそれぞれ1題ずつ出されています。入試の傾向自体に変化はありませんが、より小学校の教科書から出題されるようになりました。また、今年は他の中学の入試問題ととても似た問題が出題されていました。
対策	全ての分野で基本レベルから標準レベルまで幅広く出題されています。日頃からテキストの基本問題・標準問題を中心に演習しておきましょう。小学校の教科書や副教材の内容からも出題されますので、もう一度確認しましょう。限られた時間で処理できるように過年度の入試問題演習には時間を意識して取り組みましょう。【ポイント】テキストの発展問題レベルの知識内容は確実に身につけておきましょう。今年度話題になった事柄に関して確認しましょう。時間配分を身に着けるため、過年度の入試問題は時間を計って複数回こなしましょう。自分の知識を再確認しましょう。細かい知識まで聞かれることがあります。

傾向

昨年から大問4題になりました。小問は昨年の53題から45題に減少し、じっくり考える問題が増えました。大問4題は物理・化学・生物・地学からそれぞれ1題ずつ出されています。入試の傾向自体に変化はありませんが、より小学校の教科書から出題されるようになりました。また、今年は他の中学の入試問題ととても似た問題が出題されていました。

対策

全ての分野で基本レベルから標準レベルまで幅広く出題されています。日頃からテキストの基本問題・標準問題を中心に演習しておきましょう。小学校の教科書や副教材の内容からも出題されますので、もう一度確認しましょう。
限られた時間で処理できるように過年度の入試問題演習には時間を意識して取り組みましょう。

【ポイント】

テキストの発展問題レベルの知識内容は確実に身につけておきましょう。
今年度話題になった事柄に関して確認しましょう。
時間配分を身に着けるため、過年度の入試問題は時間を計って複数回こなしましょう。
自分の知識を再確認しましょう。細かい知識まで聞かれることがあります。

社会

傾向	小問数50問前後です。かつ難度は基本～標準レベルの問題がほとんどですが、導入や問題の文章量が多いこと、慎重な読み取りを要する資料・長文が多数出題されることを考慮すると決して油断できる入試問題ではありません。従来の統計、地形図、長文などを読み解く思考力問題が約半数を占めることに加え、地図中への書き込みや図を描く問題が出題されることもあります。多様な観点から受験生の学力を測ろうとする学校の姿勢がうかがえ、機械的な暗記学習のみで高得点を確保することは困難です。また、時事問題と関連した出題が目立ち、現代社会の問題点について提示された資料をもとに文章で説明する問題や国語的な読解力を要する問題も見られるなど｢読む力｣･｢書く力｣も必要です。
対策	思考力問題への対応力を高めるため過去問演習が有効です。社会の在り方や歴史に関心を持ち、できごと同士の｢つながり｣や｢理由｣を理解するように努めましょう。【ポイント】資料を用いた問題の対策として、特訓教材などを解答する際は「何を伝えたい資料なのか」を意識し、題意をつかむ練習をしましょう。文章記述問題は、まずは定型の問題から一定の時間内に考えを整理することから慣れ、定型の答えのないタイプの問題は、解答に必要なキーワードを書き出し、それを文章につなげる練習をしましょう。時事問題は、現代社会の抱える問題点に関する出題が目立ちます。社会の出来事への理解・関心を深め、自分の意見を整理しましょう。

傾向

小問数50問前後です。かつ難度は基本～標準レベルの問題がほとんどですが、導入や問題の文章量が多いこと、慎重な読み取りを要する資料・長文が多数出題されることを考慮すると決して油断できる入試問題ではありません。従来の統計、地形図、長文などを読み解く思考力問題が約半数を占めることに加え、地図中への書き込みや図を描く問題が出題されることもあります。多様な観点から受験生の学力を測ろうとする学校の姿勢がうかがえ、機械的な暗記学習のみで高得点を確保することは困難です。また、時事問題と関連した出題が目立ち、現代社会の問題点について提示された資料をもとに文章で説明する問題や国語的な読解力を要する問題も見られるなど｢読む力｣･｢書く力｣も必要です。

対策

思考力問題への対応力を高めるため過去問演習が有効です。社会の在り方や歴史に関心を持ち、できごと同士の｢つながり｣や｢理由｣を理解するように努めましょう。

【ポイント】

資料を用いた問題の対策として、特訓教材などを解答する際は「何を伝えたい資料なのか」を意識し、題意をつかむ練習をしましょう。
文章記述問題は、まずは定型の問題から一定の時間内に考えを整理することから慣れ、定型の答えのないタイプの問題は、解答に必要なキーワードを書き出し、それを文章につなげる練習をしましょう。
時事問題は、現代社会の抱える問題点に関する出題が目立ちます。社会の出来事への理解・関心を深め、自分の意見を整理しましょう。