傾向 | 大問数は7~8題で小問数は18~19問の間で推移しています。過去5年間の受験者平均点は2020年度から 74点 → 66点 → 65点→77点 →80点 と、難易度に波があるため、しっかり取捨選択をしながら問題に取り組むことが合格への近道です。単元的には『速さ』『場合の数』『平面図形』『立体図形』が頻出で、丁寧な場合分けや地道な調べ上げを要求される問題も多いため、作業をしながら思考をするといったことを常に心がけて学習することが必要でしょう。 |
---|---|
対策 | 例年、出題のされることが多い、『速さ』『場合の数』『平面図形』『立体図形』を中心に、各分野の基本知識を確実に押さえ、素早く対応できるようにしましょう。また、数年に一度出題される『立体の影』や『グラフを使った複雑な問題』に対応するために、問題の意味をしっかり読み取る力、試行力・作図力も強化しておくべきです。
【ポイント】
|
傾向 | 例年と同様に、説明文、物語文、随筆が1題ずつ出されました。物語文では、友人関係や親子関係を描いた作品がよく選ばれています。設問では、書き抜き式が多いのが特徴です。記述式は毎年5問前後ですが、1問あたりの指定字数はそれほど多くなく、30字程度のものが中心です。字数合計も80~100字程度です。 |
---|---|
対策 | 制限時間内に3題の長文を読み、それぞれ10問前後の設問に答えなければなりません。スピーディに読み、効率よく解く力が必要です。また、記述については指定字数がわりあい少ないため、簡潔にまとめることが求められます。
【ポイント】
|
傾向 | 例年と変わらず、生物・化学・地学・物理からの出題です。40分で40問近く出題されるというのも例年通りです。前年度は長いリード文を用いた問題が出題されましたが、今年度の文章量は2022年度以前に近いものでした。ただ、どの年度も実験の手順・結果からの読み取りや、リード文中の手がかりを基に解く形式であることは変化しておりません。基本的な知識や計算が前半で問われ、後半は発展的な内容について出題されています。 |
---|---|
対策 | 思考力・計算力・記述力などを求める総合的な問題が出題されます。難度は基本から発展まで幅広く、各大問の前半の基本問題は確実に正解したいところです。テキストの内容だけでなく、資料集なども活用しましょう。また、分野に関わらず、実験の手順・結果や会話文から内容を読み取って考えさせる傾向が強いため、リード文が長いことも特徴です。時間配分をきっちり行い、長文から手がかりを読み取る練習が必要です。
【ポイント】
|
傾向 | 小問数50問程度、全体の約6割が用語選択と用語記述問題が占める知識力重視の傾向に変化はありません。大問1が地理、大問2・3が歴史、大問4が時事に関連した公民分野からの出題で近年安定しています。用語記述問題が3割程度出題されること、歴史分野を中心とした定型の文章記述問題が出題されること、その年の報道内容を直接的に問う時事問題が全体の約2割程度出題されることが特徴です。難度の高い問題はそれほど出題されませんが、取りこぼしてはいけない基本レベルの問題が多いため、正確に文章や選択肢を読み判断する力や書く力が必要です。 |
---|---|
対策 | 基本から標準レベルの出題がほとんどです。確実に得点するためには正確な知識の習得と正しく用語を記述する能力が必要です。
【ポイント】
|