【A日程】傾向 | 60分で150点満点、大問9題という構成が長年に渡って続いています。小問数は15~17問程度ですが、計算・解答の数値が複雑となる場合が多く、素早く正確に解く力が必要です。また、大問7から9で解答欄に「式・計算・考え方」を書かせる形式も特徴であり、作図を含めての答案作成力が求められます。今年度は受験者平均95.5点、合格者平均108.8点と、過去5年間の合格者平均点である88.8点(約6割)と比べて高得点化しています。例年幅広い分野から出題されていますが、特に『速さ』や『割合の文章題』『和と差の文章題』『平面図形』は頻出単元です。 |
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【A日程】対策 | 手も足も出ない難問が出題されることは少ないですが、途中計算や解答の数値が複雑なことが多いので、問題への深い理解と高度な計算力が求められます。特に大問2~6の単問を中心に、過去の入試問題と似たパターンが繰り返し出題されているので、過去問演習を通じて[時間配分]や[優先順位]を立てる練習も必要です。また、大問7~9の対策として、普段より定規・コンパスを使った[作図]・[答案作成]を意識して練習していくことが重要です。
【ポイント】
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【A日程】傾向 | 2019年度までは説明文、随筆文、物語文の読解3題構成でしたが、2020年度に物語文と説明文の読解2題と知識1題(漢字10問)の構成に変わり、今にいたっています。物語文も説明文もかなりの長文であり、そのテーマも「生命倫理」や「現代社会」など大人の視点に立つものが目立ちます。設問では、選択式、書き抜き式は極端に少なく、ほとんどが記述式です。そのため、スピーディに読み、書く力が必須となります。 |
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【A日程】対策 | 記述では、書くべき要素を絞りこみ、手早くまとめられるように、十分な練習を積むことが必要です。また、漢字は確実な得点源となりますから、テキストの反復練習により、弱点を残さないようにしましょう。
【ポイント】
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【A日程】傾向 | 2014年より大問数が4題となり、4分野より各1題です。知識問題は比較的取り組みやすい問題が多く、グラフ・作図問題も出題されています。計算問題は典型的な内容ですが、複雑な計算を要するものが出題されています。文字が小さく、長い文章の中から条件を読まないと解き方が分からないものもあるため、素早く読み解く必要があります。近年の傾向として長めの記述問題も複数出題されるようになりました。 |
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【A日程】対策 | 物理・化学は難関中学で出題される典型的かつ標準的な問題が多いので、典型パターンを学習することで合格点を取ることができます。地学では、天体の出題が多く、難度が高いことも多いので、地学は知識一辺倒ではなく、理屈からしっかり考えることが求められます。近年の傾向としてグラフや作図よりも記述を求める問題が多く、実験の内容や結果について文章化する力も求められています。
【ポイント】
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