算数

傾向	大問が6問、小問が13～16問の構成はここ数年変化がありません。大問が少なく、1問あたりの配点が大きいのが特徴です。難度の高い問題もありますが、取り組みやすい問題が増えてきました。過去の出題に類似した問題が出やすいのも特徴のひとつです。2014年以降は、全問完全記述形式です。途中の思考過程に部分点がつくことが予想されますので、完全に正解できそうにない場合であっても、できたところまで自分の考えをしっかり表現することが重要になります。
対策	出題傾向や問題の構成自体は大きく変わっていません。実力差の出やすい問題がならんでいますので、算数を苦手にしないように心がけると良いでしょう。1問あたりの配点が大きいので、苦手単元を作らないように注意しつつ学習を進めましょう。また、過去問に類似する問題の出題も多いため、過去問を入念に学習しておく必要があります。全体的に、状況を分析し、正確に計算処理をする問題が多いので、日頃問題を解いたり宿題をするときから、途中式や考え方、図などをしっかり書くこと、計算処理を得意にしておくことが重要です。【ポイント】過去の入試問題に徹底的に取り組んで傾向を知る。総合問題集Ⅰ・Ⅱで土台を固める。途中式や図をかく練習を普段から欠かさない。

傾向

大問が6問、小問が13～16問の構成はここ数年変化がありません。大問が少なく、1問あたりの配点が大きいのが特徴です。難度の高い問題もありますが、取り組みやすい問題が増えてきました。過去の出題に類似した問題が出やすいのも特徴のひとつです。2014年以降は、全問完全記述形式です。途中の思考過程に部分点がつくことが予想されますので、完全に正解できそうにない場合であっても、できたところまで自分の考えをしっかり表現することが重要になります。

対策

出題傾向や問題の構成自体は大きく変わっていません。実力差の出やすい問題がならんでいますので、算数を苦手にしないように心がけると良いでしょう。1問あたりの配点が大きいので、苦手単元を作らないように注意しつつ学習を進めましょう。また、過去問に類似する問題の出題も多いため、過去問を入念に学習しておく必要があります。全体的に、状況を分析し、正確に計算処理をする問題が多いので、日頃問題を解いたり宿題をするときから、途中式や考え方、図などをしっかり書くこと、計算処理を得意にしておくことが重要です。

【ポイント】

過去の入試問題に徹底的に取り組んで傾向を知る。
総合問題集Ⅰ・Ⅱで土台を固める。
途中式や図をかく練習を普段から欠かさない。

国語

傾向	50分の試験時間に対して、説明的文章と文学的文章の読解が1題ずつ出題されます。これに詩の読解、あるいは、知識に関する問題が加わり、全体では大問3題、または4題で構成されるという出題形式が続いています。今年度は物語文、随筆、詩の3題構成で、詩は直近10年間で7回出されたことになります。素材文は2題合計で6000～8000字程度と非常に長く、記述式の設問が多いことが特徴です。記述の総字数は、例年400字程度に設定されており、読むスピードに加えて、手際よく文章にまとめる力が要求されます。
対策	傾向でも述べたように、スピーディに読み、効率よく文章にまとめる力が求められます。【ポイント】文章を早く正しく読む。文章の見通しをよくするために、場面、具体例、主張などに最小限の印をつける。また、答えの根拠を見つけた場合にも印をつける。記述のリトライ。解説をふまえ、再度ポイントとなるところを見直し、自分自身の答えを作り上げる。そしてリトライ答案は第三者（先生）に見せて評価点をつけてもらう。知識の徹底反復。漢字・語句で取りこぼしを防ぐため、ふだんの漢字語句テストや確認テスト（語句・文法）で常に9割以上の点数をめざす。

傾向

50分の試験時間に対して、説明的文章と文学的文章の読解が1題ずつ出題されます。これに詩の読解、あるいは、知識に関する問題が加わり、全体では大問3題、または4題で構成されるという出題形式が続いています。今年度は物語文、随筆、詩の3題構成で、詩は直近10年間で7回出されたことになります。素材文は2題合計で6000～8000字程度と非常に長く、記述式の設問が多いことが特徴です。記述の総字数は、例年400字程度に設定されており、読むスピードに加えて、手際よく文章にまとめる力が要求されます。

対策

傾向でも述べたように、スピーディに読み、効率よく文章にまとめる力が求められます。

【ポイント】

文章を早く正しく読む。文章の見通しをよくするために、場面、具体例、主張などに最小限の印をつける。また、答えの根拠を見つけた場合にも印をつける。
記述のリトライ。解説をふまえ、再度ポイントとなるところを見直し、自分自身の答えを作り上げる。そしてリトライ答案は第三者（先生）に見せて評価点をつけてもらう。
知識の徹底反復。漢字・語句で取りこぼしを防ぐため、ふだんの漢字語句テストや確認テスト（語句・文法）で常に9割以上の点数をめざす。

理科

傾向	昨年度は大問数6題、小問数52問で、今年度は大問数5題で小問数41問です。昨年度と比べると、問題数は減ったように見えますが、45問前後なので、例年通りの問題数です。出題順に関しても、例年通りの生物、地学、化学、物理です。生物・地学は、知識問題、思考問題、記述問題で構成されています。基本的な知識問題を確実に正解し、自らの考えを言葉で表現できるかを問われています。物理・化学は、計算問題、思考問題で構成されています。計算問題は減りましたが、難度が高い問題も出題されています。
対策	幅広い知識が求められるので、教科書、図鑑、新聞などに目を通して知識を増やしておきましょう。物理・化学では応用問題まで出されます。標準問題を中心とした演習を行いながら、発展問題も解いておきましょう。また、過程を問われることが今後も予想されるので、過程を必ず書く習慣をつけていきましょう。記述問題、作図問題は様々な問題が出されるので普段から練習が必要です。【ポイント】幅広い分野の基礎的な知識をしっかりと定着させておくこと。小学校の教科書や新聞に登場する様々な言葉について図鑑等で調べ学習しておくこと。物理・化学の計算分野は標準問題を中心に発展問題レベルの演習までしておくこと。

傾向

昨年度は大問数6題、小問数52問で、今年度は大問数5題で小問数41問です。昨年度と比べると、問題数は減ったように見えますが、45問前後なので、例年通りの問題数です。出題順に関しても、例年通りの生物、地学、化学、物理です。生物・地学は、知識問題、思考問題、記述問題で構成されています。基本的な知識問題を確実に正解し、自らの考えを言葉で表現できるかを問われています。物理・化学は、計算問題、思考問題で構成されています。計算問題は減りましたが、難度が高い問題も出題されています。

対策

幅広い知識が求められるので、教科書、図鑑、新聞などに目を通して知識を増やしておきましょう。物理・化学では応用問題まで出されます。標準問題を中心とした演習を行いながら、発展問題も解いておきましょう。また、過程を問われることが今後も予想されるので、過程を必ず書く習慣をつけていきましょう。記述問題、作図問題は様々な問題が出されるので普段から練習が必要です。

【ポイント】

幅広い分野の基礎的な知識をしっかりと定着させておくこと。
小学校の教科書や新聞に登場する様々な言葉について図鑑等で調べ学習しておくこと。
物理・化学の計算分野は標準問題を中心に発展問題レベルの演習までしておくこと。

社会

傾向	3分野の出題比率は、地理・歴史で８割強となっています。地理は、検定教科書の内容を強く反映させた国土・産業からの出題が目立ちます。歴史は、総合的な内容が出題されていますが、標準的な問題が大半を占めます。公民は、例年、正誤問題が出題されることが多く、判断に悩む難度の高い問題が並んでいます。また、小学校で使用する検定教科書から３分野ともに細かな知識が出題されることもあり、注意が必要です。
対策	合否を決めるポイントは出題の大部分を占める用語記述・用語選択の知識問題をどれだけミスなく答えることができるかです。また、小学校で使用する検定教科書の隅から隅までしっかりと読み込んでおくことも大切です。【ポイント】年度によっては６割以上を占める用語記述問題で失点しないことが最重要です。特に地名・歴史人物・憲法用語などの多くが漢字指定ですので、意識して漢字を正確に身につけましょう。文章正誤問題は、様々な演習の直しを通じて知識の定着を図るとともに、類題や過去問で出題形式に慣れておきましょう。過去問演習を通して苦手内容をつくらないように、様々な設問に対応できるようにしておきましょう。

傾向

3分野の出題比率は、地理・歴史で８割強となっています。地理は、検定教科書の内容を強く反映させた国土・産業からの出題が目立ちます。歴史は、総合的な内容が出題されていますが、標準的な問題が大半を占めます。公民は、例年、正誤問題が出題されることが多く、判断に悩む難度の高い問題が並んでいます。また、小学校で使用する検定教科書から３分野ともに細かな知識が出題されることもあり、注意が必要です。

対策

合否を決めるポイントは出題の大部分を占める用語記述・用語選択の知識問題をどれだけミスなく答えることができるかです。また、小学校で使用する検定教科書の隅から隅までしっかりと読み込んでおくことも大切です。

【ポイント】

年度によっては６割以上を占める用語記述問題で失点しないことが最重要です。特に地名・歴史人物・憲法用語などの多くが漢字指定ですので、意識して漢字を正確に身につけましょう。
文章正誤問題は、様々な演習の直しを通じて知識の定着を図るとともに、類題や過去問で出題形式に慣れておきましょう。
過去問演習を通して苦手内容をつくらないように、様々な設問に対応できるようにしておきましょう。