【A日程】傾向 | A・B両日程とも60分で150点満点、大問9題という構成が長年に渡って続いています。小問数は15~16問程度ですが、計算・解答の数値が複雑となる場合が多く、素早く正確に解く力が必要です。また、大問7から9で解答欄に「式・計算・考え方」を書かせる形式も本校の特徴であり、作図を含めての答案作成力が求められます。今年度は受験者平均70.2点、合格者平均87.1点と高難度を維持しています。過去5年間の合格者平均点は82.9点と、6割得点が合格への条件となります。例年幅広い分野から出題されていますが、特に【速さ】や【割合の文章題】【和と差の文章題】、長方形・正方形をテーマにした【平面図形】は頻出単元です。 |
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【A日程】対策 | 手も足も出ない難問が出題されることは少ないですが、途中計算や解答の数値が複雑なことが多いので、問題への深い理解と高度な計算力が求められます。また、普段より定規・コンパスを使った「作図」・「答案作成」が重要となります。また、過去の入試問題と似たパターンが繰り返し出題されているので、過去問演習を通じて「時間配分」や「優先順位」を立てる練習も必要です。
【ポイント】
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【B日程】傾向 | A・B両日程とも60分で150点満点、大問9題という構成が長年に渡って続いています。例年の小問数は15~17問程度、大問7から9で解答欄に「式・計算・考え方」を書かせる形式はA日程と同じです。B日程では大問2~6の単問でも最難関校レベルの問題が出題される一方、過去5年間の受験者平均は81.7点、合格者平均は107.0点と、A日程に比べて高い得点水準になっています。 今年のB日程の合格者平均は107.7点で、難易度としては例年と同じ程度でした。大問2~6の単問は正解しやすい問題が多かったものの、大問7~9では見慣れない問題も何問かあるため、優先順位を立てることも重要となります。 |
【B日程】対策 | 手も足も出ない難問が出題されることは少ないですが、鋭い分析力が必要な問題が多数出題されます。問題を解く際の優先順位を立て、「最低6割」を目標点数として取り組みたいところです。過去の入試問題からも繰り返し似たパターンも出題されていますので、過去問演習は欠かせません。
【ポイント】
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【A日程】傾向 | 2019年度までは説明文、随筆文、物語文の読解3題構成でしたが、2020年度に物語文と説明文の読解2題と知識1題(漢字10問)の構成に変わり、今にいたっています。物語文も説明文もかなりの長文であり、そのテーマも「生命倫理」や「現代社会」など大人の視点に立つものが目立ちます。設問では、選択式、書き抜き式は極端に少なく、ほとんどが記述式です。そのため、スピーディに読み、書く力が必須となります。 |
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【A日程】対策 | 記述では、書くべき要素を絞りこみ、手早くまとめられるように、十分な練習を積むことが必要です。また、漢字は確実な得点源となりますから、テキストの反復練習により、弱点を残さないようにしましょう。
【ポイント】
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【B日程】傾向 | 物語文、説明文(または随筆)の読解2題、およびに知識分野1題ないし2題という構成が続いています。物語文は「生と死」や「人生」をテーマとする文章が多く、外国の作品が選ばれることもあり、かなりの長さがあります。説明文は、脳科学者、心理学者、技術者などが著した専門的な文章が多く、現代社会における諸問題についての幅広い背景知識が求められています。設問は記述式が中心であり、制限字数50~100字の設問も複数出されるため、字数合計も全体では500字前後になります。知識分野は、漢字の書き取りだけでなく、パズル形式で出される場合もあります。 |
【B日程】対策 | 知識分野では、小学生にはなじみの薄い言葉が出されます。読解分野では、記述で差がつきます。高度な語彙力と記述力が求められます。
【ポイント】
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【A日程】傾向 | 2014年より大問数が4題となり、4分野より各1題になっています。知識問題は比較的取り組みやすい問題が多く、グラフ・作図問題も出題されています。計算問題については典型的な内容ですが、複雑な計算が必要なものが出題されています。2023年度入試においては、基本問題が増え、平均点もそれに合わせ大きく上がっています。傾向としては単純な一問一答ではなく、文章の空欄に当てはめる形式の問題が増えています。知識や計算の力を文章と照らし合わせていく力が必要です。 |
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【A日程】対策 | 物理・化学は難関中学で出題される典型的かつ標準的な問題が多いので、典型パターンを学習することで合格点を取ることができます。地学では、天体の出題が多く、難度も高いことが多いので、地学は知識一辺倒ではなく、理屈からしっかり考えることが求められます。また、今年度は出題されませんでしたがグラフや作図問題は頻出なので、普段から作図して考える習慣をつけましょう。
【ポイント】
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